Ubuntuを古いノートPCにインストール
お客様先にて引き上げてきた撤去品の「富士通FMV」と押し入れのThinkPadR61eに「Ubuntu」をインストールしましたので、次にインストールする際に楽するための備忘録です。
まずは、以下の手順でUbuntuのインストール用の起動USBメモリを作成します。
- UNetbootinの入手
- Ubuntu 15.10日本語Remix版のISOデータ入手
- 起動ディスク兼インストール用のUSBメモリを作成する
- PCの起動オプション変更(USBから起動するため)
- Ubuntuのインストール準備(パーティション等)
- Ubuntuのインストール
UNetbootinの入手
UNetbootinは簡単にまとめると、CDなしで、USBドライブやWindowsとは別のパーティションへLinuxの各OSをインストールするためのソフトです。
Windows用他の最新バージョンはこちらから入手できます。
現時点では、Windows用のほうが扱いが楽です。Linux用はUbuntuの15.10が入っておらず、ISOファイルから書き込んでもうまく動作しませんでした。
何か間違っていたのかもしれませんが、Windows環境があるならそこはスルーでよいかと。
WindowsにUNetbootinをダウンロードしたら、インストールは不要で動作しますので、そのまま起動します。
「ディストリビューションを選択」から「Ubuntu」を選択します。
Ubuntu 15.10日本語Remix版のISOデータ入手
今回は、「15.04_Live_x64」となっていますので、もう少し新しいバージョンを
Ubuntu日本語サイトよりISOファイルで入手します。
適当なフォルダにダウンロードしておいて下さい。
起動ディスク兼インストール用のUSBメモリを作成する
フォーマット(FAT32)済みのUSBメモリを挿入し
下の、「ディスクイメージ」から「ISO」を選択してダウンロードしたISOファイルを指定して下さい。
「スペースは、リブートしてもファイルを維持するために使用(Ubuntuのみ):」
は適当に指定して下さい。0MBでいいですが私は2000MBにしておきました。
ドライブから、USBメモリ(私の場合はFドライブ)を選択して、「OK」をクリックします。
ほんの数分で終了します。(私の場合)
終了画面になったら、「終了」をクリックします。(作業したPCに入れるわけではないので)
PCの起動オプション変更(USBから起動するため)
UbuntuをインストールするノートPCのBIOSメニューから起動ディスクの優先順位を変更し、USBドライブを先頭にします。
方法はメーカーや機種によりさまざまなので、割愛します。
これができないと、インストール作業が始まりません。
Ubuntuのインストール準備(パーティション等)
USBから起動すると、青い画面のメニューが現れますので、一番上のDefaultを選択して下さい。
しばらくすると、Ubuntuが起動します。
左上のアイコンをクリックして、検索窓に「partition」と入れると、「GParted」が出てきますので、PCのハードディスクをサイズ変更してインストール領域を作成します。
古いPCなら、Windows毎すべて削除していいと思います。サイズの変更は後でも可能です。
Ubuntuのインストール
資料を作るの忘れました。時間があるときに、再インストールして記事を作りたいと思います。
Windows10のノートPCにVMwareいれて、Ubuntu15.10環境を再現して写真を用意しますね。→宿題
Ubuntuインストール まとめ
OSは15.10が無難です。14.4のような、インストール後の環境設定がほとんどありませんでした。
また、インストール用のUSBを作れば、次回からはすごく楽してインストールができるので、ぜひお試し下さい。
マイクラのユーザーデータ自体は簡単にバックアップとれるので、外付けのHDDやUSBメモリに保存しておいて下さい。
マインクラフトをインストール・利用するための環境設定は別の記事で